スウェーデンGUSTAVSBERGのBERSAのプラターです。
Stig Lindbergの数多いデザインのなかでも特に有名なBERSA。
スウェーデン語でBERSAは"東屋"を意味しますが、植物で囲まれた中庭ようなところでしょうか。
たくさんの葉が並ぶこのシリーズ、緑に囲まれた気分になります。
大きなプラターはテーブルを美しく楽しく飾ってくれますね。

ところでこのBERSAですが以前スウェーデンのコレクターさんからも聞いた事があったのですが、先日興味深い記述を確認しました。
それは、、、BERSAのグリーンリーフのデザインはリンドベリが主任講師(後に教授)を務めていたKonstfackというアートスクールの課題にKrister Karlmarkが提出したデザインがベースになっているという話です。
Krister Karlmarkのオリジナルのデザインがどの様なものだったのか?またリンドベリはどの様にプロダクトデザインまで持っていったのか非常に興味が湧く話ですね。
この件は引き続き色々調べてみたいと思います。

表面に製造過程で出来たプリントムラが一か所(画像赤枠内:アップは次の画像)あります。

上記プリントムラのアップ画像です。(画像左下赤枠内)
また上部赤枠内のような針先程度の極小さなプリントロス、点(右下赤枠内)がみられます。

画像赤枠内のような光に透かすと見える程度の薄く小さなスクラッチがわずかにみられます。

(下の裏面画像)
裏面に焼成時にできた薄い茶色の線がみられます。
また高台に製造過程でできたごく薄い盛り上がりがあり(画像赤枠内)、置いた際に安定はしていますが縁を押すとわずかながたつきが感じられます。
クロスの上などに置くと押してもほとんど感じられない程度です。

それ以外は目立ったダメージもなく、つやもありほとんど使用感を感じないとてもよいコンディションです。
このサイズのプラターでこれだけ良いコンディションのものはなか中見つからないので、お探しだった方は是非この機会にいかがでしょうか。

Kirsikkaで扱っているヴィンテージ商品は実際に北欧の家庭などで大切に使用されていたユーズド品です。
できるだけよいコンディションの物を実際に現地で厳選して仕入れて来ていますが、スクラッチやシミ、色あせなどが見られるものがありますことをご理解の上でご購入頂けますようお願い致します。
陶磁器の裏面には焼成時の支柱痕が見られます。
また焼成時に出来た小さな黒点や凹凸が見られる場合があります。またグラスウェアには製造過程でできたガラスのよれ、型吹きによる型のつなぎ目のライン、気泡等がある場合があります。
コンディションにおいて目立つものについては商品ごとになるべく詳しくご説明いたしますが、より詳しいコンディションをご確認されたい場合はメールでお問い合わせ頂きますようお願い致します。

現地買付けによる当店取扱い商品は「観賞用・装飾品」として輸入・販売しております。
ご使用になる場合は、お客様の判断にてお願い申し上げます。